倉庫業許可
契約に基づいて、他人から預かった物品を倉庫に保管する事業を営もうとする者は、国土交通大臣の行う登録を受けなければなりません。
倉庫業許可の種類
- ●1類倉庫・・・危険物、高圧ガス、10°C以下保管の物品を除く全てが保管可能。
- ●2類倉庫・・・耐火性能のいらない倉庫。 飼料、ガラス器、缶入製品、原木、ソーダ灰など保管可能。
- ●3類倉庫・・・防水、防湿、遮熱、耐火の各性能と、坊鼠措置のいらない倉庫。 陶磁器、アルミインゴット、原木など保管可能。
- 野積倉庫・・・柵や塀で囲まれた地域です。 防火、耐火、防湿、遮熱性能はいりません。
- ●水面倉庫・・・原木を水面で保管する倉庫です。
- ●貯蔵槽倉庫・・・穀物などをバラ貨物及び液体等で保管する倉庫です。 タンクがこれにあたります。
- ●危険品(工作物)倉庫・・・家屋、タンクで危険物を保管する倉庫です。
- ●危険品(土地)倉庫・・・区画(区域)で危険物を保管する倉庫です。
- ●冷蔵倉庫・・・10°C以下で保管することが適当な貨物を保管する倉庫です。
倉庫業許可の要件
- ●準居住地域を除く住居地域でないこと。
- ●開発行為許可を有しない市街化調整区域でないこと。
- ●申請者等が欠格事由に該当しないこと。
- ●施設設備基準に適合すること。
- ●倉庫管理主任者を確実に選任すると認められること。
倉庫業許可に必要な書類
1 | 倉庫業許可申請書 | |||
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2 | 倉庫明細書 | |||
3 | 倉庫及び敷地についての使用権原を証する書類 | |||
4 | 倉庫が施設設備基準又は関係法令に適合していることを証する書類 | |||
5 | 倉庫の平面図、立面図 | |||
6 | 倉庫付近の見取図 | |||
7 | 倉庫の配置図 | |||
8 | 倉庫管理主任者の配置の状況及び当該倉庫管理主任者の資格を記載した書類 | |||
9 | 設立趣意書 | |||
10 | 定款 | |||
11 | 宣誓書 | |||
12 | 登記簿謄本 | |||
13 | 株式引受け又は出資状況及び見込み | |||
14 | 戸籍妙本 | |||
15 | 資産調査 | |||
16 | 倉庫寄託約款 |
◎必要書類 ○必要な場合のみ提出 △省略可能 ▲記載事項に変更のない場合は省略可能
※上記以外にも必要となる書類があります。
倉庫業許可に係る費用
登録免許税 | 90,000円 |
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廃止届出について
営業の全部又は一部を廃止する場合には、廃止届が必要になります。
ご依頼の流れ
申請内容により必要な書類等が異なりますので、まずは、当事務所まで、お電話にて、ご連絡下さい。
打ち合わせのうえ、期間・費用・その他、お客様へご呈示させて頂きます。
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